リプライユーザ可視化システム

リプライユーザ可視化システムは,Twitter社によるAPI仕様変更に伴いご利用いただけなくなりました.
API使用が再び変更されるようお祈りいただければ幸いです.

リプライユーザ可視化システムは,多数のメンションを送ってくるアカウントが どのようなアカウントなのかを可視化するアプリです.
バズった時や炎上したときに誹謗中傷のツイッターを見ると,つい,社会全体が敵に回ったように見えるかもしれません.
しかし,炎上に加担する人は全体の1.5%であるという話もあることからわかる通り, たくさんの人に攻撃を受けているように見えても, その実態は数十人から数百人程度です.
また,そのうちの多くがせいぜい1回か2回しかリプライを送って来ておらず, 実際にはそれほどあなたには興味を持っていない人たちと言えるでしょう.
そして,リプライを送ってこない人たちは炎上やバズりに興味すら持っていない可能性が高いのです.
しかも,炎上に加担する人たちは少し通常とは異なる性質を持っているともいわれています.
たくさんに見える誹謗中傷が実は全体から見れば ごくわずかな人々の手によるものだ,といいうことを分かりやすく可視化するために本システムを開発しました.

作成意図

リプライユーザ可視化システムは,多数のメンションを送ってくるアカウントが どのようなアカウントなのかを可視化するアプリです.
バズった時や炎上したときに誹謗中傷のツイッターを見ると,つい,社会全体が敵に回ったように見えるかもしれません.
しかし,炎上に加担する人は全体の1.5%であるという話もあることからわかる通り, たくさんの人に攻撃を受けているように見えても, その実態は数十人から数百人程度です.
また,そのうちの多くがせいぜい1回か2回しかリプライを送って来ておらず, 実際にはそれほどあなたには興味を持っていない人たちと言えるでしょう.
それ以外の人たちは炎上やバズりに興味すら持っていない可能性が高いのです.
しかも,炎上に加担する人たちは少し通常とは異なる性質を持っているともいわれています.
たくさんに見える誹謗中傷が実は全体から見れば ごくわずかな人々の手によるものだ,といいうことを分かりやすく可視化するために本システムを開発しました.

使い方

リプライの統計分析

まずは,左上のからログインします. 次に,をクリックすると, 自分に向けて送られたリプライの統計データと,リプライを送ったユーザの情報を確認できます.
一定期間のリプライとリプライを送ったユーザの特徴量が表示されます.
  • リプライ総数:分析機関に受け取ったリプライ数
  • リプライアカウント数:何個のアカウントからリプライをもらったか
  • フォロワー比:フォロワー数に大して何パーセントくらいからリプライをもらっているか
  • ついったらー比:日本のついったらーのうち何パーセントからリプライをもらっているか.どれだけバズっても,所詮この程度かと理解するための指標です.
  • 日本人口比:日本中の人のうちリプライをくれた人の割合.どれだけバズっても,所詮この程度かと理解するための指標です.
  • Gini係数:リプライを行ったユーザの偏り.0に近ければ皆から均等にリプライをもらっており,1に近ければ一部の人からのみリプライをもらっていることになります.
  • 平均リプライ数/日:一日平均何回リプライを受けるか.多いと通知が鳴りやまない.
  • 分析期間:分析した期間
さらにこんな図が作られます
sample
  • リプライ数分布:アカウントごとにリプライ数にどのくらい違いがあるか
  • リプライした人の特徴:フォロワー数などの統計データ.フォロワー数0のアカウントばかり~リプライもらっていたら,その炎上は無視して大丈夫.
  • リプライされた時間:深夜にリプライしてくる人なんてボットじゃない?
図からも色々分かるので,調べてみましょう.

リプライした人たちの分析

次に,リプライしたアカウントをリプライ数の多い順に100人程度並べました.
  • リプライ数:分析機関にそのアカウントから受け取ったリプライ数と全リプライに対する割合
  • 平均リプライ間隔:どのくらいの間隔でリプライをもらったか.毎秒もらってたらちょっと怖い
  • フォロワー数:フォロワーの数.ちゃんと活動しているアカウントならそれなりの数になるはず.
  • フォロー数:フォローの数.ちゃんと活動しているアカウントならそれなりの数になるはず.
  • リスト登録数:何個のリストに登録されているか.ちゃんと活動しているアカウントならそれなりの数になるはず.
  • 利用歴:どのくらい活動しているか.数日前に作ったアカウントで炎上をもくろむ人とかもいる.
  • 総ツイート数:過去何回くらいツイートしたのか.ちゃんと活動しているアカウントならそれなりの数になるはず.
  • Block:このアカウントをブロックする.
をクリックすると,リプライの一覧が表示されます.

リプライした人たちの詳細分析


また,名前とプロファイルをクリックすると,そのアカウントの詳細情報を調べます.
上部は直近200件と長期(2000件)のツイートの内訳とそのツイート時間を調べたものが表示されます. アカウントの活動時間も表示されるので,ボットを疑う人は活動時間を見てみましょう.
  • 分析ツイート数:詳細分析に使ったツイート.2000ツイートを目指している.
  • リプライ率:ツイートに占めるリプライの数.リプライ率が高いと,コミュニケーションとして使っている感じ
  • 〇〇へのリプライ率:分析対象へのリプライ率.これが高いと.この人にリプライするためのアカウントと考えられる.
  • リツイート数:リツイートの割合.これが多いと,情報拡散ツールとして使っている感じ
左下は,このアカウントがリプライをしている人上位10名,右下はこのアカウントが良く使う単語のワードクラウドです.
リプライ相手から,特定の人にリプライする専用のアカウントを見つけたることもできますし, 普段どういうツイートをしているアカウントなのかをみることで,どういう人物なのか推定することもできます.
お友達だったら,割とあるあるな単語が出てきて面白いと思います.

他の人たちへのリプライの分析

自分へのリプライだけではなく,ほかの人の状況を見たい方は,screennameをフォームに入力してから をクリックしてください.
自分以外のアカウントの分析用フォームが現れます.
分析対象アカウントのスクリーン名を入れて「他人のリプライを確認する」をクリックすると分析を行います.
API制限x100ツイート取得できます.最大で18000件分析可能です.15分ごとにAPI制限はリセットされますが,連続して最大値までは取得できないのでご注意ください.
制限をかけたい場合は,「取得数を制限」で,最大で何ツイート取得するかを決めてください.
なお,自分のリプライも800件までしか確認できませんので,それ以上知りたい場合は「他人のリプライ分析」に自分のスクリーン名を入れて確認してください.
出てきた結果を他の人と共有したい場合は,を押してください.
共有用のURLが表示されます.

その他

試しに,有名人の被リプライ状況を分析してみました.参考までにどうぞ.
ついったらーの数はこちらを参考にしました.
https://service.aainc.co.jp/product/echoes/voices/0014
各種グラフはCanvasJSを使っています.
https://canvasjs.com/
ワードクラウドはこちらを参考にして作りました.
https://qiita.com/january108/items/5388799531c1ace8324e

情報求む

本アプリで,「妙に権限を多く請求される」というコメントを多数いただいています.
これは,TwitterAPIの制限で,ブロック機能を使おうとすると必然的にWrite権限を請求されてしまうためです.
なんとかしたいところですが,なんともできないのが現状のようで・・・
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1096815.html
とりあえず,ブロック以外のWrite権限は使っておりませんし,今後も使う予定はありません.
もし,ブロック権限だけを切り離して許可できる方法をご存知の方がいたら教えてください.